先月はumuの誕生日に伴うキャンペーンにたくさんの方にご参加いただき、またたくさんのお祝いのお言葉をいただき、とってもステキな誕生日となりました。本当にありがとうございました。
しかし内心もう6歳かぁ…とゾッとしてしまう私もいます。
正直なところ、毎年umuの誕生日はちょっと憂鬱なのも事実。
だってその分、歳を重ねるということだから。
人間より圧倒的に寿命の短い犬たちには、一分一秒でも長く生きてほしい。
そばにいてほしい。
犬が好きな人、一緒に暮らしている人はみんな同じな気持ちのはず。
そこで今日はそんな気持ちを少しでも和らげるカンフル剤ならぬ、カンフルクッキーを今回はご紹介したいと思います。
その名も、ひじきライスクッキー!
実はこの子、真っ黒なビジュアルのインパクトに比べると結構控えめな方でして、iicoではにんじん・きなこのダブル主役の脇にいるまさに名脇役といった立ち位置。iicoのおやつの中では、今まで目立った存在ではなかったので、今回はひじきの魅力と特徴を余すところなくお伝えしたいと思ってます!
ひじきは、犬に与える際に注意が必要な取り扱いの難しい食材の一つなのですが、その反面身体にいい栄養の宝庫でもあるから、おやつとして与えるのにぴったりの食材。
まず、ひじきの特筆すべき栄養素のひとつが”食物繊維量”。100g辺り43.3gといわれていて、食物繊維量の豊富なことで知られるごぼうの約7倍ほど。海の野菜なんて異名も持っているのも頷けますね。
ちなみにひじきに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維。水溶性食物繊維は、名前のとおり水に溶ける食物繊維。腸内で水分を吸収してゆっくりと不要な食物と一緒に排出されるから整腸作用が期待されます。また血糖値の上昇を抑制したり、コレステロールの吸収を抑えて排出する効果も認められているため、ダイエットや糖尿病予防にも。
そしてビタミンやミネラルが豊富!
ビタミンの中でも特に意外なのが緑黄色野菜の代名詞βカロチンが豊富だということ。βカロチンは体内でビタミンAに必要な分変換される別名プロビタミンA。この栄養素の特筆すべき作用は強い抗酸化作用。がんや心臓病の予防、LDLコレステロールの酸化を防ぎ、また粘膜や皮膚の炎症を抑制してくれる嬉しい作用を持っているといわれています。βカロチンは熱に強いので、大切な栄養素を壊すことなく体に吸収できるのも嬉しいポイントです。
ミネラルは、細胞や神経、筋肉や骨の元となる体を構成する大切な栄養素。ミネラルは体の中で生成できないので食事から摂取する必要があるのですが、特に手作りごはんの場合には不足しがちな栄養素でもあります。
ひじきはミネラルの中でもマグネシウムが豊富な食材。マグネシウムは骨に多く含まれていて、神経の伝達、エネルギーの生成サポートなどに関わるミネラルです。
また、筋肉を動かすために必要不可欠なカルシウムが豊富なのも特徴です。
ただしマグネシウム・カルシウムが豊富な食材だからこそ、摂取の際に注意が必要な食材でもあるんです。
尿路結石を発症している、もしくはその傾向にある子は控えましょう。
理由はひじきの含有するマグネシウム・カルシウムの量が多いため、与えすぎるとマグネシウムが結晶化して結石となってしまう可能性があるから。
よく聞く「与えすぎる」っていうのはどんな量なの?と思うと思いますが、大体1日の摂取カロリー数の10%未満が適正量としての目安です。
また、アレルギーをもっている子も控えた方がよさそうです。
アレルギー検査をしていなくてご不安な方は、まずは少量を与えて具合が悪くないか試しながらトライしてみてください。主に下痢や嘔吐、皮膚の炎症などが出ないか気をつけてみてみましょう。
iicoのクッキーは1粒が0.5gと小ぶりで、さらにひじきはその何十分の一の量しか含んでいないので、健康な子が一般的な適正量をおやつとして与えるのは問題ないのでご安心を。
色々とメリット・デメリットを書いてみたけれど、ひとつ気づきませんか?
そう、ひじきの栄養素って総合的にどれをとっても”老化防止”に役立つんです。
9月15日はひじきの日
ひじきを食べて健康で長生きをしてほしいという願いをこめて、昭和59年当時の敬老の日であった9月15日をひじきの日に制定されたそうです。
健康と長生き。
それは散歩や何気ない日常を送る中で、不意に思い何度も願ってしまう永遠の願い事。少しでも一緒にいたい。
そんな願いを込めて、あなたのハートを形にしたiicoのひじきライスクッキーをおひとついかがですか。