ふたりのことば – わたしたちの物語

イイコ


犬が大好きな人たちは、生涯のうちに何度も犬をこう呼ぶ。
私たちはごく自然に、例えそれが他のお宅の子でも構わずに、何度も何度もイイコと呼びかけてしまうんだ。
そして呼ばれたイイコたちは、ちょっと誇らしそうに実に嬉しそうに尻尾をふり、キラキラした目で人を見上げる。
私たちはこの光景がとても好きだ。

そんな呼び名が世界に広まったら…と想像するだけで、どんなにステキだろうとワクワクが止まらない。少し前に”kawaii”が世界の共通語として浸透したように「イイコ」がいつか海を渡って広まることを夢見て名付けた”iico”。

iicoは、イイコたちのために誕生した小さな小さな犬のおやつ屋さんだ。

 

イイコたちのために

2020年、世界は劇的に変化した。
今までの常識が通用しない日常。その変化はもちろん犬と一緒に暮らす家庭にも訪れることとなる。

散歩でさえマスク着用が当たり前となり、極力人との触れ合いを避ける毎日。
ステイホームが日常になり、犬との時間が多くなった人も多いだろう。
しかし休みにしか味わえない犬との遠出や旅行を楽しんでいた日常も同時になくなった。

ニューノーマルの中で、犬との暮らしが彩りあるものになるような
お手伝いがしたい。犬のしあわせは、美味しいものを食べているとき、そして家族の笑顔を見られることだと思う。それを同時に叶えられる事業にしよう。
2020年夏の緊急事態宣言は、今までの生き方や考え方を見直すきっかけとなり、iicoを始動させるターニングポイントとなった。

犬をこよなく愛する妹とタッグを組み、2020年7月iicoは始動した。

 

 

おやつも身体を作るものだから

 

犬は人の何倍もの早さで老いていく。だからこそ、口に入れるものは身体に優しいものにこだわりたい。無添加で低アレルゲン食材を使ったおやつを作ろう。愛犬umuの手づくりごはんを見直すために取得したペット管理栄養士の知識を生かして、ごはんには入れづらいけれど少量与えたい野菜を絞り込んでおやつに仕上げた。

パッケージデザインは、姉はインテリアデザインに妹はアパレルデザインにそれぞれ従事していたのでこだわりたいポイント。シンプルで愛着の持てるデザインを目指す。サステナブルに配慮した素材にもこだわった。それはラッピングの選定方法にも通じることだ。

 2021年春、3度目の緊急事態宣言が執行された。

また人も犬もあたたかくなって自然と外に出かけたくなる気持ちを抑え、もうひと踏ん張りすることになった。
人も犬も上手にストレスを発散できるようなお手伝いが少しでもできないものかと日々考えている。世の中の役に立つこと、犬の健康、犬との暮らしの喜び、環境に配慮すること、これらのことを軸に、みんなで少しでも楽しい気持ちになれるようなお店を目指していきたい。

 

 

原材料の選定基準

1.アレルゲン食材(小麦粉・卵・乳製品・とうもろこし・ナッツ類など)不使用。2.不要な食品添加物は使わず、必要なものは目的と安全性を理解したうえで使用。3.人の食品と同等の衛生基準で管理された、安心・安全なもの。
4.素材本来の風味をいかし、嗜好性に優れたもの。
5.安定的に調達できる、信頼ある生産者・メーカーのもの。

「食品添加物=悪」ではなく、目的や安全性を理解した上で“必要最小限に選ぶ”という考え方で製造しています。大切なのは「使う・使わない」よりも、「なぜ使うか」「どう選ぶか」。iicoは、その選び方に責任を持っています。

日々口にするものだから、犬の健康にメリットがあり美味しく食べられるもの、そして人が見た目で思わずほっこりしちゃうようなおやつを目指して作っています。見た目も中身も、どちらも兼ね備えることで日々の生活やワン友へのギフトでの使いやすさを追求しています。

 

サステナブルへの取り組み

犬がしあわせになる背景は、人も健康であり、地球はキレイでないといけないとiicoは考えます。そのための第一歩としてサステナブルへの取り組みを積極的に行っています。

 

1.不要な添加物を避け、素材本来の力をいかしたおやつづくり
2.環境に配慮したパッケージやラッピング資材の採用
3.犬との暮らしを長く、心地よくするアイテムの提案
4.フードロスの削減に貢献

 

長持ちして愛着を持って使っていただけるようなパッケージを、そして使い捨てをしないギフトラッピングを目指しています。
そのために、まずは自分が持ちたいと思えるモノづくりをすることで、犬との生活がいっそうウキウキし、皆様の愛用品となる一品をこれからも作り提案していきたいと思います。


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