散歩日和。

こんばんは。浅田姉です。東京は梅満開!例年より暖かい2月だったように感じます。暖かくなるとお散歩の楽しい季節ですよね。ズボラで面倒くさがりの私ですが、春のお散歩は花粉症にもめげず、一眼レフを片手にちょっと長めのお散歩へ出かけるのが楽しみでもあります。愛犬umuの1日で一番楽しそうにしている大切な時間、今回はお散歩時間を切り取ってお話ししていけたらと思います。

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 1.散歩デビュー。

散歩デビューをしたのは冬真っ只中で曇り空、木枯らしの吹く季節。今でこそお散歩大好きなumuですが、彼女にとって散歩デビューは決して楽しいものではありませんでした。

バッグに入れて出発し、家にほど近い小さな公園で犬生初めて地面に降り立ったumu。寒さからなのか、びっくり顔をして固まりすぐさま近くのベンチの下へ逃げ込んでそこから全く動かず。
「おーい、おいでよ。怖くないからこっちでちょっと歩いてみようよ。」
そんな言葉を何度投げかけてみても、まるで鬼を見るような形相でじっと座り込み、決して動くことはありませんでした。

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散歩初日の写真:世界の終わりの表情を浮かべるumu。

それから連日、人の少ない公園や緑道で試すも全く動かない日々が続きました。この子は歩くの嫌いなのかな…怖いのかな…このまま歩かなかったらどうしよう…そんな不安が続く中、週末妹と一緒に羽根木公園に連れて行くことに。人気の少ないところで地面に下ろしてみるもやっぱり動かず。あぁ今日もだめかなぁ…そんなことを思いながらも何度か試すうちに、公園のメイン導線まで来ていました。
すると急に、人の流れに沿うかのようにスイスイと歩き出したんですよね。
私も妹も呆気に取られてしばらく状況が飲み込めなかったのを覚えています。

そう、晴れてこの日より怖がらずにスイスイと歩くようになったのでした。

2.疾走とつまみ食い。

散歩を覚えたumuはグングングングン早歩きからのダッシュ!
幼少期のころはほとんど走ってばかりのお散歩、むしろ散走でした。
運動不足解消になるなとか、めちゃポジティブに捉えて甘んじて受け入れてしまったのがよくなかった。けれど、目をキラッキラにさせて心底嬉しそうにニコニコ走るumuを見るとまぁ楽しければいいか、などと気楽に考えていました。

そして走るのが好きなのはドッグランでも十分に発揮されました。
周りがざわつくほどの疾走。

「えっあの子、本当にフレンチブルドッグなの??」

驚かれるのが毎回の恒例。本犬も注目されていることをよく理解していて、驚く人の間をするすると器用に走り抜けていく。

そしてついたあだ名が”フレンチブルドッグ界の走り屋”。

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ドッグランにて:疾走umu。


幼少期は特に自分の限界を知らずに走り回るものだから、ドッグランの帰り道は行きの勢いはなくなり、徐々にペースが落ちて最終的に抱っこ帰宅なんてこともままありました。今思えば当時の私は新米母。常にハラハラしながらも嬉しそうなumuを見るのが楽しくて知らず知らずに自分自身も無理をしていたのかもしれません。あぁ懐かしい・・・笑。

ちなみにその異名は5才を過ぎた今でも健在です。

また幼少期の困った癖として、散歩中のつまみ食い(一般的には拾い食いという)がありました。松ぼっくりでも石でも夏はミミズの死骸や蝉の抜け殻も…。
毎回ヒョイっと自然に口に咥えるものだから、慌てて指を突っ込んで掻き出す作業。虫が苦手な私にとって夏は特に苦行でした。毎回半べそかきながら取り上げていたのを今でも鮮明に覚えています。

そんな散走も、つまみ食いも、あることをきっかけに大きく変わり、umuも私も成長する機会を迎えます。

3.転機。

umuの成長とともに、Instagramを通じて知り合った犬友と遊ぶ機会が増えたころ、ドッグトレーナーさんにセッションを依頼。
理由は一つ。食べ物が目の前にある状態のとき、お友だちに対して突然ギャウギャウと威嚇をしてしまうようになってしまったから。これではお友だちと一緒にお出かけをするのもカフェへ入るのも難しくなってしまう。何よりumu自身がストレスになっているのならそれを改善してあげたい。けれど何をどうしたら制御できるのかわからなかったからプロに見ていただくことにしたのでした。

会ってまず言われたのがハーネスを首輪に変えましょう、ということ。
当時、散歩中グイグイするのは興奮しやすいフレブルの性格上仕方がないと諦めていたし、首輪は首に負担がかかってしまうから、とハーネスを利用していたので最初は戸惑いましたが、先生曰く、首に負担をかけているのは飼い主がリードできていないから。首輪を正しい位置に付けて、キチンとコミュニケーションできればそんな心配はなくなるはず、と。

セッションを受けて当初の目的だったこと以前に、犬への向き合い方、向き合う上で大切なことを多く学びました。一朝一夕にはうまくいかないし、当初の悩みも100%改善された訳ではない。けれど具体的な対処法を学び、umuにとっても私たち取り巻く人にとってもストレスフリーで穏やかなコミュニケーションが以前よりずっと取れるようになったのは確かです。

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赤線部分が首輪の正しい取付け位置。

案外知らない首輪の正しい取付け位置は耳のすぐ後ろ。
高すぎない?と思うくらいがちょうどいいです。
ここに装着するとあら不思議。ちょっとクイっと引くだけでこちらの意図を汲んでくれます。手を繋いでいて手をぎゅっとすると相手がなぁに?となるでしょう。まさにそんなイメージです。
方向転換も、速度もこの位置なら自在なのです。
ただし注意したいのが、そのリードを犬が意識できているかというところ。
他のものに心を奪われていたり、興奮をしているとこちらの意図には全く気づいてもらえない。

そして何よりも大切なのは、飼い主は常に穏やかで楽しい気持ちでいるということ。急いでいたり、イライラしていたり、そんな負の気持ちにも犬は同調してしまう。だから慌てず穏やかに平常心を心がけてお散歩を楽しめば自ずと犬も歩調を合わせてくれる。

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気づけば、私もumuも取り巻く人たちもみんなで成長していました。
以前に比べて、よりお互いを理解し、信頼し、楽しく穏やかに思い合って暮らしています。

4.四季散歩。

umuとのお散歩は1日に1度。大体1時間半〜2時間くらいの時間をかけています。雨の日は濡れるのを心底嫌うumuさんのおかげでお散歩はお休み。

そんなお散歩日課の中でも夏の朝はめっぽう早い。
気温によっては5月ごろから徐々に朝起きるのが早くなり、真夏には大体4時起き。急いで身支度を済ませて4時半〜5時ごろには朝んぽへ出発。
夏は必ず向かう公園があって、そこでボールで遊んだり、ボールを拾ってまわったり、お友だちとお話したり、一緒におやつを食べたりした後に遠回りをして帰宅。時計を見ると大体7時。犬も私もクタクタだけど、朝が早い分1日が充実するメリットも。

茹だるような暑さとクールネックから解放されて、日中の散歩とファッションが楽しめるようになるのが秋。夏行けなかったピクニックや紅葉狩りなど野外での楽しみが増えるのが嬉しいところ。

変わって寒い冬は、一番暖かい時間帯午後14時〜15時ごろ出発してのんびり散歩が通常ルーティン。冬もまた色々なルートを楽しめるので、たまにショッピングやカフェに立ち寄ったりと秋同様に楽しめる幅は広い。それに寒がりumuはその日の気温によって防寒仕様が変わるので冬ファッションもまたさらに楽しめる。

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大好きな815coffee standにて。

そして年間を通して最もワクワクするのが春。
春は年間の中で一番視覚的に楽しい。梅、菜の花、桜、チューリップ、モッコウバラ…いつもの散歩道が徐々に彩られて行くのを見るとカメラを持たずにはいられない。うずうずとカメラ欲がわいてくる。

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お散歩は日常の一部ではあるけれど、その時間を通じて新たな発見もたくさんあるから、年間を通して散歩時間はお互いにとって有益で大切な時間。たまに忙しくて夕方から夜になってしまっても、夕焼けや昼間と違う夜の街、行き交う人々を眺めて楽しんだりとそれなりにお互い楽しんでいます。

お散歩はなぜするの?健康のため?排泄のため?
人によって色々な答えがあると思う。

私は一番に、umuと繋がっていることを感じられることが素直に嬉しい。

それにumuとのお散歩を通して、草木やお日さま、出会う人や犬たちからたくさんのエネルギーの恩恵を受けられる私のライフスタイルに欠かせない大切な時間。導いてくれたumuには本当に感謝。

いつもそばにいてくれて、ありがとう。