オリジナルグッズ制作 〜iibag編〜

iicoの読みもの

姉妹で犬のおやつ専門店を始めることにしてから2ヶ月が経とうとした頃。

やることは山積みだけど、おやつを入れるパッケージの発注が終わって少しほっとしていた。
ただ、ギフトショップと謳っていながら、肝心のラッピングが決まっていない。

犬に優しく、地球に優しく・・・
これがiicoの核となるところ。
ラッピングと言っても1度限りのものではなくて、繰り返し使ってもらえるもの・・・
いくつか案はあったけど、やっぱりこれだよね。

巾着袋!!!

こうして『iibag』制作の道のりがはじまった。

真っ先に思い浮かんだのは、家にストックしている生地スワッチの中のあの生地・・・・・
タマムシカラーのあの生地なら絶対姉も好きなはず・・・!

ショップオープンが11月だから、冬っぽい生地もいくつかピックアップして、さっそく姉にお披露目。
ものづくりをするにあたって必ず通る壁である『生地値問題』にも当然ぶち当たり、生地を決め、付属を決め、ささっとデザイン〜仕様書も作成した。
もちゃもちゃしながらもサンプルUPまでこぎつく事ができたのは9月末。

ドキドキしながらのサンプルチェック・・・。

うわわわわわわわ。
悶絶級かわいさ。
もちろんもっと「ああしたい」「こうしたい」はある。
でもコストと戦いながらも、今のベストができた。
実際にラッピングしてみると、角度によって色彩が変化する生地が特別感を演出してくれて、ギフトにぴったりだ。

iibagの生地は、最初に思い浮かんだタマムシカラーの生地で決定していた。
色はタマムシカラーとベージュの2色。
日本の生地を使用している。
日本の生地は、はるばる海を渡って(厳密には空を飛んで)中国で縫製してもらった。
少しハリのあるサテンでよく動く生地。縫いにくいのは百も承知。
でも過去に同じ生地でパンツを作ったことがあったので、とにかく工場さんにお願いするしかなかった。

思っていた通り、
裁断しにくい。
プリントしにくい。
縫いにくい。

生地を手にした工場さんから連絡が入ってくる。

だよねー。汗

私はもともとアパレルデザイナー。前職は繊維商社に勤めていたので、中国の工場や検品所に行くこともあった。
中国人は家族を大事にして、感情をしっかり表に出す。怒り出すと人の話を聞かなくなる。
たまにやっかいだけど、とことん話して納得すると、こちらの味方でいてくれる。私はそんな彼らが大好きだ。
日本人よりも素直に生きてる感じがとても好き。
今度別の機会に中国愛についても話そうと思う。

そんな愛すべき中国で作ってもらったiibag。
中国製か・・・と思う方もいるだろう。
中国製は質が良くない、と思っている方も少なくないはずだから。

もちろん100%違うとは言えないし、"日本製”のネームバリューが大きいことも確かだ。しかし、中国製でも工場によっては日本製よりしっかりしたものに仕上げてくれる所があるのも事実だ。そして、前述したように中国人は納得するとこちらの味方になってくれる。
手間をかけて熱心に説明すれば、彼らのやりやすい方法・1番きれいに仕上がる方法を模索してくれる。
今回のiibagもその例だ。
文句を言いながらも、素敵に仕上げてくれた。

iibagの作成に関わった人はどれだけいるのだろう。
少なくみても30人は関わっているはず。
こんなに小さな巾着袋を作るだけなのに。

ものを作ること自体がサスティナブルから離れてしまっているのかもしれない。
でも、ものづくりをしたいという思いは人間だからこそだし、大切にしていいと思う。
つくったものをいかに未来に繋げられるかが問題なのだと思う。
在庫にしない。廃棄処分にしない。
iicoは大切な犬のためにも、自分たち人間のためにも、地球にも優しくありたい。だから常に考えてものづくりをしていきたいと思う。

最後に、iibag作成に関わったすべての方たちへ。
iibagは誇らしげな顔をして、新しい家族のもとへ旅立っています。ありがとうございました。

iicoの読みもの

photo by Michael

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第七回目は1月3018時、浅田姉による「ギフトショップだからこそ。」をお届けいたします。お楽しみに!