こんばんは。浅田姉こと、浅田雅子です。iicoでも取り扱いをしているオートミール。健康食材としてよく耳にするオートミールについて、今回は深掘りしてみたいと思います。
オートミールとは、燕麦を脱穀して調理しやすく加工したものである。また英語名の「Oat」から、オートムギ、オーツ麦、オートとも呼ばれる。 アングロアメリカでは燕麦を押し潰すかカットした加工品をオートミールと呼ぶ。（Wikipediaより）
つまり麦と入っても小麦とは別種類の麦。
オートミールは、低カロリーで食物繊維豊富な炭水化物。
ダイエットスイッチが入ったときに見つけ、それ以降はグラノーラにしたりおかゆにして食べたりと腸内環境を調整したいときに利用しています。
umuのごはんに用いるようになったのは、ペット管理栄養士の勉強を始めてからのこと。必要な栄養素を計算してびっくりしたのが炭水化物として白米を用いたときの野菜繊維量。繊維量の多い野菜をバランスよく選定しても一食分がかなりの量になり、なんとかならないかなぁと手に取ったのがオートミールでした。オートミールを使用することで、白米に比べて野菜の必要繊維量が半分以下に減り、さらに香りがとてもよいので一層食いつきがよくなったのでそれからはumuごはんの定番食材となったのでした。
そしてその経緯を踏んだからこそ誕生したiicoの”オートミールクッキープレーン”。実はクッキーを商品化するときに素材選定で一番悩んだのがこの子でした。
商品化を進めるのに一番につまづいたのが「グルテンフリーとは」ということでした。iicoのクッキーは果たしてそれを満たせるの？満たしているの？といったところです。グルテンフリーとは一般的にグルテンを含まない食材・料理の総称ですが、その定義はグルテンの含有量によって国ごとに少しずつ異なっていますが、欧米の基準は大体20ppm以下のものをグルテンフリーとされています。
オートミールや米粉自体にはグルテンは含まれていませんが、小麦などのグルテンを含んだ作物を同時に栽培している農場や同じラインで加工している工場の場合、加工の最中にその成分が含んでしまう場合があるため、グルテンフリーと100%断言できないといった問題が発生します。
iicoの米粉は、栽培から加工まで全て自社で制作をされていて、グルテンを含んだ作物を栽培していない農家さんから仕入れているため、こちらは問題なくグルテンフリー。
オートミールも、当初はGFCOというアメリカで一番厳格な認証機関が認定したオートミールを採用しようと奔走しました。けれどコスト面や安定的な供給ができるのかといった点から鑑みて、残念ながら断念。
現在、小麦アレルギーを持った子からの注文があった場合は、米粉クッキーをオススメし、制作するときにも制作工程の調整をしたりと、できる限りの配慮をしながら取り扱いをしています。
それくらい商品としては手間のかかる存在ですが、それ以上に魅力を持っている素材。だからこそ正しい知識と判断で、犬も人も健康的に過ごせる提案ができたらな、と思う今日この頃です。
明日はバレンタイン。毎年バレンタイン前は伊勢丹新宿の特設会場でチョコの試食…いや、チョコの買い出しにいく浅田姉妹ですが、今年は残念ながら断念。でもせっかくのイベントだから、特別なものにしたい！そんな思いから、今年はumuへのささやかなプレゼントを用意しました。
その名も”iico cake 2021♡”
愛しの毛むくじゃらがガツガツ食べるのを眺めるのは至福そのもの。
身近な材料ばかりなのでぜひお試しくださいませ。
バレンタイン特別企画、当日14日までの限定商品の販売も残り１日となりました。
お買い忘れのないように、ごゆるりとショッピングをお楽しみくださいませ。
みなさま、どうぞステキなバレンタインをお過ごしください♡
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第10回目は2月20日18時に読みものを更新予定です。
→諸事情により20日はおやすみをいただき、27日に更新いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。浅田姉妹
