暮らしの一部になりたい。

ｉｉｃｏデザインの軸はジオメトリック(幾何学)柄。
商品のパッケージだけでなく、日々更新しているInstagramやオンラインショップなどのグラフィックでも多く使用しています。

ジオメトリックを採用した理由はいくつかあります。
まずナチュラルなパッケージデザインが多い犬用品が多い中で、生活感を感じさせないデザインで差別化を図りたかったから、なんていう戦略的な理由もありますが、なにより男性も持ちやすいデザインにしたかったから。
「男性が持ちやすい」というのは、総じて性別・国籍・年齢関係なく持てるデザインであるということ。シンプルで無駄のない洗練されたイメージ、そしてどんな場所でもサマになるデザインを目指して日々商品開発を進めています。

そんな中でもSPECIAL缶はｉｉｃｏデザインの象徴的な商品にしたかったから、とことん無駄を削ぎ落としつつも、シンプルになりすぎず、且つ高級感も抜け感も出したかったアイテム。
 「キャンディ包み」や「ギフト」といったイメージ・ワードから作り出したジオメトリック柄をオフホワイト×ゴールドのカラーリングで印刷することでSPECIAL感（←シャレではないです。）を演出しました。

SPECIAL缶の制作をお願いしている加藤製作所さんは、缶に対する熱量がものすごくて、ど素人の私たちに対しても優しく熱心に何度も打ち合わせを重ねていただき、思い描いていたもの以上にかわいい缶に仕上げてくれました。何よりも感激したのが、缶ひとつひとつを熟練の職人さんが丁寧に手作業で印刷してくださっているということ。手作りならではの温もりを感じることが何より嬉しいポイントです。手作りならではの多少の個体差はありますが、それもまた”世界でひとつだけの缶”という愛着のもまた、人間・社会・地球環境の持続可能な発展（サステナブル）のひとつなんじゃないかなぁと、浅田姉妹は考えていたりします。

そんなSPECIAL缶ですが今回はサイズ感をわかりやすくお伝えするために、こんな写真をご用意してみました。

なななんと、お札がぴったりサイズなんです。
umu父は、SPECIAL缶を貯金箱として愛用中です。（現在２個目）

浅田姉はペンケースとして、浅田妹はボタンや裁縫道具入れとして使用したりと、さまざまな使い方を模索中です。
デスク周りやキッチンなど、細々したものが多いと一気に生活感が出てしまうもの。
そんなときにSPECIAL缶を思い出してくださったら嬉しい限りです。

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