CLASSIC SERIESに込めた理由

犬との暮らしは、特別な日よりも、何気ない毎日のほうがずっと多い。

朝起きて、顔を見て。
散歩へ行って。
帰ってきたら、少し休んで。

「今日もイイコだったね」と、おやつをひとつ。

そんな、名前もつかないような時間のそばに置いておけるものをつくりたい。

それが、iicoにとっての「定番」です。

2026年夏、iicoはこれまでの定番おやつを見直し、新しく「CLASSIC SERIES」としてつくり直しました。

種類を増やすためではありません。

むしろ、減らしました。

毎日選んでもらうものだからこそ、
これからもつくり続けたいもの。
iicoらしいと思えるもの。
犬との暮らしの中に、無理なく置いておけるもの。

もう一度ひとつずつ考えて、残した定番です。

「たくさんある」より、「ずっとある」ものを

これまでiicoの定番には、きなこ、オートミール、にんじん、小松菜、ひじきといったクッキーがありました。

それぞれに好きでいてくださる方がいて、
長く選んでいただいた味もあります。

だから、定番を減らすことには迷いもありました。

けれど、定番とは何だろうと改めて考えたとき、
私たちが大切にしたかったのは「選択肢の多さ」ではありませんでした。

いつ来てもあること。
迷わず選べること。
毎日の中で使いやすいこと。
そして、これから先も私たち自身が大切につくり続けたいと思えること。

その基準で見直して生まれたのが、現在の4つの定番です。

  • オートミールクッキー

  • 米粉クッキー

  • 糖質オフクッキー

  • 鹿肉ジャーキー

素材も食感も役割も、それぞれ違います。

でも共通しているのは、
**「犬との何気ない毎日に寄り添えること」**です。

オートミール|素朴なおいしさを、そのまま定番に

オートミールクッキーは、iicoの中でも長くつくり続けてきた味です。

噛むたびに広がる、素朴な香ばしさ。
飾りすぎず、素材そのもののおいしさを楽しめること。

米粉を使わずにつくっているため、お米を避けたい犬のおやつの選択肢にもなります。

特別な味ではないかもしれません。

でも、だからこそ毎日食べても飽きにくい。

「いつもの」と呼んでもらえるおやつとして、CLASSIC SERIESにも残しました。

米粉|きなこから受け継いだ、やさしい香ばしさ

これまで「きなこライスクッキー」として親しんでいただいたおやつは、「米粉クッキー」としてCLASSIC SERIESに引き継ぎました。

米粉をベースに、きなこの香ばしさを加えた、小さなハートのクッキーです。

名前を変えたのは、きなこをやめたからではありません。

そのおやつが何をベースにつくられているのかを、もっとわかりやすく伝えたかったから。

小さく、手で割ることもできる。

一粒をそのままあげる日も、
少しずつ分ける日も。

暮らしに合わせて使いやすい、iicoの基本になるクッキーです。

糖質オフ|選べることも、定番のひとつ

毎日のおやつを楽しみたい。

でも、体重や糖質が気になることもある。

年齢や体質、暮らし方によって、おやつに求めるものは少しずつ違います。

だからCLASSIC SERIESには、「糖質オフ」という選択肢も残しました。

おやつを我慢するためではなく、
その日の体調や暮らしに合わせながら、一緒に楽しむために。

定番の中に少し違う役割を持つものがあることも、
長く付き合えるシリーズには必要だと考えています。

鹿肉|「お肉なら何でもいい」と思わなかった

iicoがジャーキーに鹿肉を選んでいるのには、理由があります。

高たんぱく・低脂質という特徴だけではありません。

日本では、増えすぎた鹿による農作物への被害などを背景に、多くの鹿が捕獲されています。

その命を廃棄するのではなく、きちんといただくこと。

そして、牛・豚・鶏などとは異なるたんぱく源を選ぶことで、家畜肉を避けたい犬にも選択肢をつくること。

犬にも、人にも、そしてその先にある環境にも、できるだけ無理のないものを選びたい。

そんなiicoの考え方を、いちばん象徴している定番のひとつです。

ミンチにした鹿肉を薄く伸ばして加熱し、女性の手でも割りやすい、チップスのような軽さに仕上げています。

体の大きさや、その日にあげたい量に合わせて。
必要な分だけ、小さく割って使えます。

※鹿肉ジャーキーは犬専用のペットフードです。

クッキーは、人の食品としてつくっています

iicoのクッキーは、犬のおやつとしてだけではなく、人の食品として販売できる環境と基準で製造しています。

食品衛生法に基づく営業許可を受けたキッチンで、ひとつひとつ手づくりしています。

「犬用だから、このくらいでいい」ではなく、

自分たちも口にしたいと思える材料で。
自分たちも食べたいと思えるものを。

犬と人が同じものを一緒に食べる。

その時間は、ほんの数分かもしれません。

でも同じ味を知っているだけで、
「おいしいね」という言葉が、少しだけ本当になる気がしています。

iicoを始めた頃から大切にしてきたことのひとつです。

※鹿肉ジャーキーを除きます。

中身だけでなく、「どう暮らしに置くか」もつくり直しました

今回のCLASSIC SERIESでは、おやつそのものだけでなく、届け方も整理しました。

毎日のおやつとして楽しむ CLASSIC REFILL

一つずつ個包装して、散歩やお出かけ、おすそ分けにも使いやすい CLASSIC CANDY

お気に入りのおやつを詰めて、暮らしの中に置いておく CLASSIC TIN

同じおやつでも、楽しみ方は人それぞれです。

家で毎日食べる人。
散歩バッグに入れて歩く人。
缶を開ける時間そのものを楽しむ人。

だから「どのおやつを選ぶか」だけではなく、
「どう付き合っていくか」まで選べるシリーズにしました。

変えなかったもの。紙のREFILL

CLASSIC REFILLのパッケージは、創業当時から変わらず、チャックを付けていません。

お気に入りの缶へ移し替えて、毎日そこから取り出してほしい。

そんな使い方を想定した、詰め替え用のおやつです。

便利なものを足していくのではなく、
役割を決めて、必要なものだけを残す。

これは創業当時から大切にしてきた考え方です。
CLASSIC SERIESにも、そのまま受け継ぎました。

パッケージには、それぞれの素材をモチーフにした「iicoの花」を描いています。

散歩道で見つける小さな花のように、
何気ない毎日の中にあるものとして。

「CLASSIC」という名前にした理由

CLASSICには、「古いもの」という意味だけではなく、
長く残り、繰り返し選ばれていくもの、というニュアンスがあります。

流行によって次々と入れ替わるものではなく、
何年経っても「あれが好き」と言ってもらえるもの。

iicoにとっての定番も、そんな存在でありたいと思っています。

季節限定のおやつをつくることもあります。
その季節にしか出会えない色や味も、私たちは大好きです。

でも、その隣にはいつも、
帰ってこられる場所のような定番がある。

春でも、夏でも。
何か特別なことがあった日も、何もなかった日も。

犬との暮らしは、そんな普通の日々の積み重ねだから。

特別な日より、何気ない毎日のほうがずっと多い。

誕生日でも、記念日でもない今日。

いつもの道を歩いて、
いつもの場所で立ち止まって、
家に帰っておやつを食べる。

振り返ったときに大切だったと思うのは、
きっと、そんな日のほうなのかもしれません。

CLASSIC SERIESは、その毎日のためのおやつです。

種類を増やすことより、
ずっとつくり続けられることを。

目新しさより、
また選びたくなることを。

犬との何気ない今日のそばに、
いつものおやつとして置いてもらえたら。

それが、私たちが新しいCLASSIC SERIESに込めたものです。

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