犬のおやつを選んでいると、
「一つずつ個包装になっているほうがいいの?」
「包装が多いと、過剰包装にならない?」
「大袋にまとめて入っているほうが環境にやさしいのでは?」
と疑問に思うことがあるかもしれません。
包装は、商品をきれいに見せるためだけのものではありません。
犬のおやつを湿気や汚れなどから守り、食べるときまで品質を保つためにも、大切な役割を持っています。
一方で、必要以上に包装資材を使えば、環境への負担が増える可能性もあります。
大切なのは、包装が多いか少ないかだけではなく、
なぜ、その包装が必要なのか。
を考えることです。
この記事では、犬のおやつを個包装にするメリットや包装の役割、過剰包装との違い、iicoの包装に対する考え方をご紹介します。
犬のおやつに包装が必要な理由
犬のおやつの包装には、商品を包むこと以外にも、さまざまな役割があります。
- 湿気や乾燥など、外部環境の影響を受けにくくする
- ほこりや汚れが付着するのを防ぐ
- 風味や食感の変化を抑える
- 製造後から食べるときまで衛生的に保つ
- 原材料や賞味期限などの情報を表示する
- 保管や持ち運びをしやすくする
犬のおやつも、人が食べる食品と同じように、時間の経過や保管環境によって状態が変化します。
そのため、焼き上げたり乾燥させたりして完成したあとも、食べるときまで品質を守る必要があります。
包装は、製造と食べる時間をつなぐ、小さな保護膜のようなものです。
犬のおやつは個包装がいい?
犬のおやつは、必ず個包装でなければならないわけではありません。
大袋にも個包装にも、それぞれメリットがあります。
| 包装方法 |
主なメリット |
注意したいこと |
| 個包装 |
食べる分だけ開封できる 持ち運びや分け合いがしやすい 未開封分を保管しやすい |
一つの商品に使う包装資材が増えやすい |
| 大袋・まとめ包装 |
包装資材の使用量を抑えやすい 日常的にたくさん使いやすい |
開封後は袋全体が空気や湿気の影響を受ける 保管方法に注意が必要 |
どちらが一律に優れているということではなく、
- どのくらいの期間で食べ切るのか
- どこで食べるのか
- 日常用なのか、贈り物なのか
- どのようなおやつを包むのか
によって、適した包装は変わります。
犬のおやつを個包装にするメリット
食べる分だけ開封できる
個包装のおやつは、そのときに食べる分だけを開封できます。
大袋を何度も開閉する場合と比べて、残っているおやつ全体が空気や湿気に触れる機会を減らしやすいことが特徴です。
量を把握しやすい
一つずつ包まれていることで、「今日は何個食べたか」を確認しやすくなります。
ただし、個包装一つ分が、その犬にとって適切な一日量とは限りません。
犬の体格や食事量、おやつの大きさに合わせて、必要に応じて割ったり量を調整したりしましょう。
散歩や外出に持っていきやすい
個包装のおやつは、散歩や旅行、外出先にも必要な分だけ持っていきやすいという利点があります。
大きな袋をそのまま持ち歩く必要がなく、家族や犬と暮らす友人にも分けやすくなります。
複数の味を楽しみやすい
味ごとに個包装されているおやつなら、一つの箱や袋の中に複数の種類を詰め合わせることができます。
「今日はどれにしよう」と選ぶ時間も、個包装だから生まれる楽しさのひとつです。
包装と品質保持にはどんな関係がある?
犬のおやつは、湿気、空気、光、温度など、さまざまな影響を受けます。
特にクッキーなどの乾燥したおやつは、湿気を吸うことで食感が変わる場合があります。
油脂を含む商品では、空気や光などの影響によって、時間とともに風味が変化することもあります。
包装は、こうした外部環境の影響を完全になくすものではありませんが、変化を抑え、品質を保ちやすくするために使われています。
包装だけで品質が決まるわけではありません
丈夫な袋や個包装を採用していれば、それだけで品質が保たれるわけではありません。
品質保持には、
- 原材料
- 水分量
- 製造方法
- 包装資材の性質
- 製造後の保管環境
- 賞味期限の設定
などが関係します。
包装は、商品全体の品質設計を構成する要素のひとつです。
犬のおやつの原材料表示については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
犬のおやつの原材料はどこを見る?原材料表示の読み方
保存料を使わないおやつと包装
「保存料を使っていないなら、包装を増やす必要があるの?」
と感じる方もいるかもしれません。
保存料を使わないことと、包装を簡素にすることは、同じ意味ではありません。
保存料を使用していない商品でも、製造方法や水分量、包装、保管方法などを組み合わせながら、食べるときまでの品質を考える必要があります。
また、「無添加」や「保存料不使用」という表示だけで、商品の安全性や保存性がすべて決まるわけでもありません。
犬のおやつの無添加表示については、こちらの記事で詳しく解説しています。
犬のおやつは無添加がいい?表示を見るときに知っておきたいこと
個包装は過剰包装になる?
個包装を見ると、包装資材の量が多いと感じることがあります。
実際に、一つずつ包むことで、大袋にまとめて入れる場合よりも資材の使用量は増えやすくなります。
だからこそ、個包装を採用する場合には、
その包装に、どのような役割があるのか。
を考える必要があります。
品質保持や衛生面、持ち運びやすさなどに関係なく、装飾のためだけに何重にも包まれていれば、過剰だと感じる人もいるでしょう。
一方で、包装を減らしたことによって、
- 開封後に湿気て食べ切れなくなる
- 風味や食感が変わる
- 持ち運びにくくなる
- 商品が傷み、廃棄につながる
のであれば、資材の量だけで環境負荷を判断することはできません。
包装による負担だけでなく、食べ切れずに捨てられる食品ロスまで含めて考えることが大切です。
「包装を減らすこと」だけが環境配慮ではない
環境への配慮を考えるとき、包装資材を少なくすることは、わかりやすい選択肢のひとつです。
しかし、包装を少なくすれば、それだけで環境にやさしい商品になるとは限りません。
例えば、簡素な包装にした結果、品質を保てず廃棄が増えてしまえば、原材料や製造、輸送に使った資源まで無駄になってしまいます。
反対に、品質保持に必要な範囲を超えて包装を増やせば、その分だけ資材の使用量も増えます。
必要なのは、
包装をなくすことではなく、必要な包装を見極めること。
品質保持、使いやすさ、商品の特性、食品ロス、環境への負担。
いくつもの要素の間で、よりよいバランスを探していくことが大切だと考えています。
iicoがキャンディ包装を選ぶ理由
iicoでは、クッキーをキャンディのような形で一つずつ包んでいます。
この個包装には、食べるときまで品質を守り、必要な分だけ開封できるようにする役割があります。
けれど、それだけが理由ではありません。
iicoでは、おやつを「食べるもの」としてだけではなく、
犬との時間を彩るもの
と考えています。
キャンディを開けるような、小さなワクワク。
「今日はどれにしよう」と選ぶ楽しさ。
犬が待っている姿を眺めながら、包みを開く時間。
贈る人も、受け取る人も笑顔になれること。
一つずつ包まれた小さなおやつだからこそ生まれる時間があります。
品質を守る包装であることはもちろん、その時間まで一緒に届けられるように。
iicoでは、包装もおやつの一部として設計しています。
ギフトにおける個包装の役割
個包装は、犬へのギフトとも相性のよい包装方法です。
- 複数の味を詰め合わせやすい
- 少しずつ楽しんでもらえる
- 犬がいる家族や友人に分けやすい
- 箱を開けたときの楽しさをつくれる
犬への贈り物は、犬だけが受け取るものではありません。
選ぶ人、贈る人、包みを開ける人、そして待っている犬。
その間に流れる時間まで含めて、ひとつのギフトになるとiicoは考えています。
犬のおやつギフトの選び方については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
犬のおやつをプレゼントするなら?ギフト選びで確認したいこと
個包装のおやつを選ぶときの確認ポイント
個包装かどうかだけでなく、次のような点も確認しておきましょう。
- 原材料がわかりやすく表示されているか
- 賞味期限や保存方法が記載されているか
- 開封後の注意事項があるか
- 犬の体格に合わせて量を調整できるか
- 袋に破れや開封がないか
個包装されていても、直射日光や高温多湿を避けるなど、商品に記載された保存方法を守ることが大切です。
犬のおやつの包装に関するよくある質問
Q. 犬のおやつは個包装のほうが長持ちしますか?
個包装は、食べる分だけを開封できるため、未開封のおやつ全体が空気や湿気に触れる機会を減らしやすくなります。
ただし、賞味期限は個包装かどうかだけで決まるものではありません。
原材料や水分量、製造方法、包装資材、保管環境などによって異なるため、商品に表示された賞味期限と保存方法を確認してください。
Q. 個包装なら開封後も常温で保存できますか?
未開封の個包装であっても、商品に記載された保存方法に従う必要があります。
直射日光や高温多湿を避け、袋が破れている場合や開封した場合は、早めに食べ切りましょう。
Q. 個包装はすべて過剰包装ですか?
個包装だから、すべて過剰包装になるとは限りません。
品質保持、衛生面、持ち運びやすさ、食べ切りやすさなど、その包装が果たす役割を含めて考えることが大切です。
Q. 大袋と個包装はどちらを選べばいいですか?
短期間で食べ切れる場合や、日常的にたくさん使う場合は、大袋が使いやすいことがあります。
少しずつ食べる場合、外出先へ持っていく場合、複数の味を楽しみたい場合、ギフトとして贈る場合には、個包装が便利です。
Q. iicoはなぜキャンディのように包んでいるのですか?
食べるときまで品質を守り、必要な分だけ開封しやすくするためです。
さらに、包みを開ける楽しさや、味を選ぶ時間、贈り物として箱を開けたときの景色まで含めて、犬との時間を彩るおやつにしたいと考えています。
まとめ
犬のおやつの包装には、湿気や汚れなどの外部環境から商品を守り、食べるときまで品質を保ちやすくする役割があります。
個包装には、
- 食べる分だけ開封できる
- 持ち運びや分け合いがしやすい
- 未開封分を保管しやすい
- 複数の味を選ぶ楽しさをつくれる
といったメリットがあります。
一方で、大袋よりも包装資材を多く使いやすいという側面もあります。
そのため、個包装か大袋かを単純に比較するのではなく、品質保持、食品ロス、使いやすさ、商品の目的まで含めて考えることが大切です。
iicoでは、おやつを「食べるもの」としてだけではなく、犬との時間を彩るものと考えています。
キャンディの包みを開く小さなワクワクも、「今日はどれにしよう」と選ぶ時間も、おやつが届けるものの一部です。
品質を守りながら、その時間まで届ける。
そのために、iicoでは包装もおやつの一部として設計しています。
包みを開く時間から、犬とのおやつを楽しむ。
キャンディのような個包装で仕立てた、iicoの犬のおやつをご覧ください。
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