結論から言うと、
味付けされていないおからは、適量であれば犬も食べられる食材のひとつです。
おからは、
大豆から豆乳を作る過程で生まれる食品です。
食物繊維を含み、
犬のおやつや手作りごはんの材料として使われることもあります。
ただし、
「おからはヘルシーだから、たくさん食べても大丈夫」
というわけではありません。
食物繊維を多く含む素材だからこそ、
与える量や犬の体質に合わせて取り入れることが大切です。
この記事では、
- 犬はおからを食べても大丈夫なのか
- おからはどんな食材なのか
- 犬に与えるときの注意点
- iicoが糖質オフクッキーにおからを選んだ理由
をご紹介します。
目次
おからは何からできている?
おからは、
大豆から豆乳を作るときに、大豆を搾ったあとに残る部分です。
豆乳や豆腐を作る過程で生まれる、
とても身近な大豆食品のひとつです。
「搾ったあと」と聞くと、
栄養がほとんど残っていないように感じるかもしれません。
でも、おからには食物繊維をはじめ、
大豆由来の成分が残っています。
その特徴から、
人の食事でも、クッキーやパン、ハンバーグなど、
さまざまな料理に使われています。
犬のおやつでも、
クッキーなどの生地のベースとして使われることがあります。
おからに含まれる栄養
おからには、
- 食物繊維
- たんぱく質
- 脂質
- カルシウム
などが含まれています。
なかでも特徴的なのが、
食物繊維です。
おからは、大豆から豆乳を搾ったあとに残る部分。
そのため、大豆の繊維質が多く残っています。
また、
大豆由来のたんぱく質も含まれています。
ただし、
おからだけで犬に必要な栄養を補えるわけではありません。
あくまで、
食事やおやつに取り入れる素材のひとつとして考えることが大切です。
犬におからを与えるときの注意点
与えすぎない
おからには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は食事に含まれる成分のひとつですが、
一度に多く取り入れると、犬によっては消化の負担になることがあります。
下痢。
軟便。
お腹の張り。
反対に、便が硬くなることもあります。
「体によさそうだから」と量を増やすのではなく、
少量から取り入れることが大切です。
大豆アレルギーに注意する
おからの原料は大豆です。
そのため、
大豆にアレルギーがある犬には与えることができません。
初めておからや大豆製品を食べる場合は、
少量から様子を見ましょう。
食後に、
- 皮膚をかゆがる
- 赤みが出る
- 嘔吐や下痢
- 普段と違う様子が見られる
場合は、与えるのを中止して獣医師に相談してください。
味付けされたおから料理は与えない
人が食べるおから料理には、
醤油や砂糖、だしなどで味付けされたものがあります。
こうした料理を、
そのまま犬に分けることはおすすめできません。
犬におからを与える場合は、
味付けされていないものを使いましょう。
また、市販のおから加工食品を使う場合は、
原材料表示を確認することも大切です。
生おからとおからパウダーの違い
おからには、
生おからや乾燥タイプのおからパウダーがあります。
生おからは水分を多く含み、
しっとりとした状態です。
一方、
おからパウダーは水分を減らし、
粉末状に加工したものです。
同じ「おから」でも、
水分量が違えば、同じ重量に含まれるおからの量も変わります。
そのため、
生おから10gとおからパウダー10gを、
同じ感覚で使うことはできません。
犬のおやつや手作りごはんに取り入れる場合は、
使用するおからの種類を確認し、量を調整することが大切です。
おからは「糖質ゼロ」の食材ではありません
おからについて調べていると、
「糖質オフ」
「低糖質」
という言葉を目にすることがあります。
ここで注意したいのが、
おからは糖質がまったく含まれていない食材ではないということです。
糖質ゼロではありません。
ただ、
小麦粉や米粉などとは、
含まれる栄養成分のバランスが異なります。
おからには食物繊維が多く含まれ、
大豆由来のたんぱく質も含まれています。
だからこそ、
糖質を意識した食品やお菓子の材料として使われることがあります。
大切なのは、
「おからだから糖質ゼロ」
と考えるのではなく、
何の代わりに、どのように使われているのかを見ること。
これは犬のおやつを選ぶときも同じです。
iicoが糖質オフクッキーにおからを選んだ理由
iicoの定番には、
糖質オフクッキーがあります。
このクッキーは、
米粉ではなく、超微粒子のおからパウダーをベースにしています。
開発のきっかけは、
umuの闘病でした。
糖質を意識する必要が出てきたとき、
最初に考えたのは、
「おやつをなくすこと」ではありませんでした。
umuはクッキーが大好きでした。
毎日楽しみにしているものを、
病気になったからという理由だけで全部なくしたくなかった。
だったら、
食べる楽しみは残したまま、おやつの設計を変えられないだろうか。
そこから糖質オフクッキーの開発が始まりました。
なぜ米粉ではなく、おからだったのか
iicoのライスクッキーは、
米粉をベースにしています。
でも、
糖質を意識したクッキーを作るなら、
同じ設計のままでは意味がありません。
そこで、
ベースとなる素材そのものを見直しました。
候補の中で選んだのが、
おからです。
iicoでは、
きめの細かな超微粒子のおからパウダーを使っています。
おからには食物繊維が多く含まれ、
大豆由来のたんぱく質も含まれています。
米粉とは、
栄養成分のバランスが違います。
糖質を意識するなら、甘味料だけを変えるのではなく、生地のベースから変える。
それが、
iicoの糖質オフクッキーの考え方です。
甘味料だけを変えても、糖質オフにはならない
「砂糖を使っていない」
「低糖質の甘味料を使っている」
それだけを見ると、
糖質を抑えたおやつのように感じることがあります。
でも、
クッキーの大部分を占めるのは生地です。
どんな粉を使っているのか。
何をベースにしているのか。
そこを変えずに、
甘味料だけを変えても、
おやつ全体の設計は大きく変わりません。
だからiicoでは、
甘味料にはラカンカ。
生地のベースには超微粒子のおからパウダー。
そして、
フレーバーにはきなこを選びました。
ひとつの素材だけで「糖質オフ」を作るのではなく、配合全体で考える。
糖質オフクッキーは、
そんな考え方から生まれています。
▶︎ 犬のおやつの甘味料は何がいい?砂糖以外の選択肢とiicoの考え方
食べないことより、食べ方を考えたかった
病気になったら、
今まで食べていたものをやめる。
体のことを考えたら、
おやつは我慢する。
もちろん、
病気や治療によって食事制限が必要なことはあります。
獣医師の指示を守ることも大切です。
でも、
umuとの暮らしの中で私たちが考えたのは、
食べないことだけが選択肢なのだろうか
ということでした。
食べる量を考える。
素材を変える。
配合を変える。
今までと同じものが難しいなら、
今の体に合わせて作り直す。
糖質オフクッキーは、
「我慢するためのおやつ」ではありません。
食べる楽しみを残すために、設計を変えたおやつです。
その生地のベースとして、
私たちはおからを選びました。
おからだから選んだのではなく、役割があったから
おからは、
ヘルシーな食材として紹介されることがあります。
でも、
iicoがおからを使っている理由は、
「体によさそうだから」ではありません。
糖質を意識した生地を作りたい。
食物繊維を含む素材を使いたい。
大豆由来のたんぱく質も取り入れたい。
そして、
クッキーとして食べる楽しみを残したい。
その条件を考えたとき、
おからには役割がありました。
素材は、イメージだけで選ばない。
何のために使うのか。
おやつ全体の中で、
どんな役割を持つのか。
おからは、
iicoの糖質オフクッキーを支えるベースの素材です。
iicoのおやつについて
iicoでは、
犬と人が一緒に楽しめるおやつをお作りしています。
人用食品営業許可(菓子製造業)のもとで製造し、
人用食品としても販売できる体制を整えています。
素材一つひとつの特徴を知り、
扱い方や配合まで考えながら、
毎日のおやつを作っています。
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まとめ
おからは、
味付けされていないものであれば、適量で犬も食べられる食材のひとつです。
食物繊維や大豆由来のたんぱく質などを含む一方で、
与えすぎや大豆アレルギーには注意が必要です。
iicoでは、
糖質オフクッキーの生地のベースに、
超微粒子のおからパウダーを使っています。
糖質を意識するなら、
甘味料だけではなく、生地のベースから考える。
食べる楽しみをなくすのではなく、
今の体に合わせて、おやつの設計を変える。
おからだから選んだのではなく、そこに役割があったから。
それが、
iicoが糖質オフクッキーにおからを選んだ理由です。